こんにちは。めるたんの飼い主です。
猫ちゃんを飼うにあたって去勢や避妊手術をする人は多いですよね。
我が家のめるたんも去勢手術をして飼っています。
初めて去勢・避妊手術をする場合、どんな手続きがいるの?幾らくらいかかるの?と分からない事だらけですよね。
という訳で、今回は猫ちゃんの去勢・避妊手術について解説していきたいと思います。
この記事を読めば、初めて猫ちゃんを飼い始めた人でも安心です!
目次
去勢・避妊手術は生後○カ月から!

▲去勢手術を受ける直前のめるたん
めるたんが我が家に来たのは生後5ヵ月の時で、まだ去勢前でした。

調べてみると、去勢・避妊手術の理想は生後6ヵ月目からでめるたんはちょうどいい時期でした。
去勢・避妊手術は諸説ありますが、初めての発情期を迎える直前が望ましいとされています。
もちろん、飼い始めるタイミングなどで成猫ちゃんの去勢・避妊手術を考える飼い主さんもいらっしゃると思います。
その場合でも問題はないのですが、猫ちゃんによっては発情時の行動が癖づいていて手術をしてもそのような行動が治らない場合もあるようです。
去勢・避妊手術にかかる費用や日数

▲去勢前のめるたんのかわいいにゃんたま
去勢・避妊手術は全身麻酔をしての手術ですが、けして大がかりなものではありません。
オス猫の場合は15分~30分程、メス猫の場合でも30分~1時間程度で済んでしまいます。
しかし、大体の場合はオスは1泊、メスは2泊以下で動物病院に預ける事になります。
日帰りでやっているところもあるのですが、めるたんのかかりつけ医に聞いたところ全身麻酔を使う為、猫ちゃんが術後もボーっとしてしまい例えば喉に物を詰まらせたりする事があり安全を考えて宿泊を推奨しているとの事でした。
かかる費用は、病院によって設定している金額が違います。
オスメスの目安は以下の通りです。
猫ちゃんの去勢・避妊手術費用
オスの去勢手術 10000円~20000円
メスの避妊手術 20000円~40000円
猫を飼うのに去勢・避妊手術はそもそも必要なの?

▲飼い主の仕事の邪魔をするめるたん
去勢・避妊手術のメリットは、まずは猫ちゃんが増えてしまったとして飼えるのか?という問題でしょう。
やはり、ペットを飼うからには飼い主に責任が生まれます。
去勢・避妊手術をしないと猫ちゃんが飼えないというわけではけしてありません。
冷静に、責任を持って飼って行けるのか。繁殖させても問題はないのかという事について今一度考えてみて下さい。
そして、次に去勢・避妊手術をした方が病気を予防させることができるというメリットがあります。
猫ちゃんは発情すると、ホルモンの分泌により乳腺が刺激されて、乳腺腫瘍になる可能性があります。
この乳腺腫瘍は猫ちゃんの場合ほとんど悪性で死に至るのです。
そして、発情期の行動を抑えられるというメリットがあります。
猫ちゃんが発情期を迎えると、見られる行動はこちら。
オス猫の場合
・その辺に濃くて臭いのキツイおしっこをしまくる(スプレーと呼ばれる行為)
・攻撃性が上がる
メス猫の場合
・発情期特有の鳴き声を発し続ける
・身体をとにかく人や物に擦りつける(まるでまたたびをあげたような感じ)
・腰の辺りを触るとお尻を持ち上げる
発情期の行動は特に家の中だけで飼っている場合、集合住宅で飼っている場合、賃貸の場合はかなり厳しいのではないかと思います。

去勢・避妊手術をすると猫はどんな風になるの?

▲去勢手術後にカラーをはめて帰ってきためるたん
手術を終えて帰って来た猫ちゃんは、なんだか違和感を感じて傷口をなめてしまう事があります。
猫ちゃんの舌はとてもザラザラとしているのでなめすぎると傷口が開いてしまう事があります。
もし、猫ちゃんが気にしているようでしたら辞めさせてあげて下さい。
病院によっては、カラー(上の写真のような首の周りにつけるもの)を貸してくれるので是非利用してみてくださいね。
ところで、去勢・避妊手術をした猫ちゃんにはどんな変化があるの?というのも気になりますよね。
猫ちゃんに見られる変化はこちら。
去勢・避妊手術をした猫ちゃんはこんな風になる!
- 太りやすくなる
- 猫ちゃんによっては性格がおとなしくなる
どうやら、これと言ったデメリットはないようです。
去勢・避妊手術を安く受けられる方法

▲めるたんのにゃんたまの拡大
去勢・避妊手術は実は安く受けられるかもしれないという方法があります。
それは、助成金を受ける事です。
実は、猫ちゃんの去勢・避妊手術はお住まいの市区町村で助成金の対象となっている場合があります。
去勢・避妊手術をお考えの方は一度お住まいの地区の助成金が受けられるものを調べてみましょう。
そして、助成金を出しているところは市区町村だけではありません。
獣医師会という獣医さんによって構成されている団体が、お住まいの都道府県によって助成金を出している場合もあります。
市区町村で助成金対象でなかったとしても、獣医師会の助成金を受けられる場合もあるのでこちらも事前にチェックしてみるともしかしたら安く去勢・避妊手術ができる場合もあります。
まとめ

▲トドみたいな顔して寝るめるたん
いかがだったでしょうか?

猫ちゃんを飼う時に、今一度去勢・避妊手術をするかという事をじっくりゆっくり考えて答えを出さなければなりません。
賛否両論はありますが、特に賃貸で飼う場合は去勢・避妊手術をした方がおすすめです。
猫ちゃんにとっても飼い主さんにとってもハッピーな暮らしを!
オス猫
【去勢手術について】
金額:約10000~20000円
日数:~1日(1泊)
【発情期の行動】
スプレーをする,攻撃性が高くなる
メス猫
【避妊手術について】
金額:約20000~40000円
日数:~2日(2泊)
【発情期の行動】
やたらと大声で鳴く,色々なものにすりすりする,お尻を突き上げる