こんにちは。めるたんの飼い主です。
突然ですが、飼い猫の噛み癖がすごくて困っていますなんて人はいませんか?
我が家のめるたんもそれはそれはすごい噛み癖で、ものすごく悩みました。


というわけで、今回は猫ちゃんの噛み癖を解決する方法を一緒に考えていきましょう。
めるたんはとにかく噛む力が強かった

▲ちょっと遊び疲れためるたん
私が初めてめるたんに会った時、それはそれはとにかく噛む猫ちゃんでした。
めるたんの場合、威嚇して噛んだり警戒心が強くて噛むという感じではなく・・・

というような感じ。
おかげさまで私の手はいつも傷だらけ。

▲手が汚すぎて晒すの恥ずかしいんですけども
友人知人達は私の手を見て、よくギョッとします。
めるたんの噛む力は流血する程に強くとても悩まされました。
でも、猫ちゃんって怒り方を間違えると余計に行動が悪化したりするんですよね。。
出会った当初よりはマシにはなったのですが、最近では興奮して本気ではないですが顔を噛まれるなんて事もありました。


猫ちゃんはどうして噛むの?

▲生後9ヵ月のめるたんの口の中。鋭い歯が揃っています。
大好きな愛猫が時には本気で噛んだりすると、びっくりしてしまいますよね。
しかし、多くの場合は飼い主さんか嫌いだからという理由で噛んでいるのではありません。
猫ちゃんが噛むのにはどんな意味が隠されているのでしょうか?
子猫の場合、歯がゆさから噛む事も
子猫はまだ歯が乳歯です。
乳歯は、およそ生後6ヶ月前までに生え変わると言われています。
この生え変わりの時期は猫ちゃんにとってとっても歯がゆく近くにあるものを噛みます。
永久歯が生え揃うと、噛み癖が落ち着く事もあります。
めるたんも、この時期の噛み方は今以上にすごかったです。

「触らないでよ!!」という意思表示をしている
優しくなでなでしていたはずなのに、突然ガブリなんて経験ありませんか?
猫ちゃんの噛む理由の1つは「もうやめてよ!」の意味。
そして、触られたくない箇所を触られて「触らないでよ!!」という意思表示で噛む事もあります。
中には、病気や触られた箇所が痛くてという場合もあるので様子がおかしかったらすぐに病院に連れて行きましょう。


大きなストレスを感じていたり、警戒している場合の興奮
猫ちゃんは何か怖い目にあったり、パニックになったり、イライラしたりすると噛みます。
飼い主さんは、言わば八つ当たりの状態に当たるのです。
ここで注意しなければいけないのは、猫ちゃんはこれに限らず言える事なのですが噛んだ時に激しく怒ったり叩いたりすると余計に悪化するので注意して下さい。
猫ちゃんはなぜ怒られているのかというものがそもそも理解できません。
怒るという行動をとってしまうと、飼い主ではなく敵という理解をしてしまう可能性があります。

ただ、遊んでいるだけ
猫ちゃんの噛み癖でお悩みの方は、だいたいこれに当てはまるのではないでしょうか。
猫ちゃんは見た目は可愛いですが、中身はしっかりと野生のハンターです。
猫ちゃんにとっては、狩猟も遊びの延長にあるのでとにかく戯れたり遊んでいるつもりで飼い主さんを獲物に見立てて飛びかかってくるのです。

ペットショップのお姉さんにおすすめされたアイテム

▲まだまだ子供らしい顔をするめるたん
あまりにめるたんの噛み癖に悩まされたので、ある日、街中で見つけたペットショップのお姉さんに相談してみました。
やはりここは、プロに聞いてみるのが良さそうと閃いたのです。

特に、子猫のうちから飼われていると産まれてすぐ親から離されてしまっているので力加減が分からないんです。
本来は、親猫や兄弟が力加減を教えるんですよ。


そう考えると、場合によっては多頭飼いの方が猫ちゃんの為にもいいんですね。
なので、飼い主さんがお母さんになって根気強く猫ちゃんに教えていくしかないんです。




▲これがビターアップルという商品

猫ちゃんの体にはもちろん害はないのですが、とにかく苦いので「これを噛むと苦い!ヤダ!!」と猫ちゃんが覚えるんです。
・・・と言っても、猫ちゃんによって効果があったりなかったりですが試してみるのもいいと思います。


ありがとうございます!
ビターアップルを使ってみた

▲キンカンのような塗口
せっかくなので、ペットショップのお姉さんが教えてくれたビターアップルを買ってみました。
私が買ったものは塗り口は、上の写真のように虫刺され薬のキンカンのような感じなので使用できる場所には限界があります。(※その後、色々見ていたら実はスプレータイプのものもありました。)
ネットの口コミを見ていると、本当に猫ちゃんによるみたいなので期待半分でチャレンジ。
まずは手に塗り込み、めるたんに近づけてみると・・・

▲ちょっとりりしくなっちゃったイメージイラスト
匂いをめちゃくちゃ嗅いでいる・・・。これは、効果アリなのでは・・・?

▲ちょっとりりしくなっちゃったイメージイラストパート2
そして、めるたんは静かに逃げていきました。

しかし、これで噛み癖が治るという訳ではありませんでした。
塗っていないとめちゃくちゃ噛みます。
でも噛まれすぎて困ってるという時にはとても有効的なのでこれはこれで使っていく事にします。
その後見つけたスプレータイプはこちら▼
猫ちゃんの噛み癖を治すのに有効的な手段は?

▲生後4カ月目のめるたん
猫ちゃんの噛み癖をしつけするには何と言っても『根気』が大切です。
正直、色々調べて色々チャレンジしてみたのですがどの方法も効果がすぐに期待できた!というものではありませんでした。
めるたんも、成長と共に減ってきてはいるのですが・・・という感じです。
では、その中でもどのように根気強くいくのがいいのでしょうか。実際に見ていきましょう。
言葉で『だめ!』と大きな声で怒る
猫ちゃんはもちろん、言葉は通じないのですが大きな音が苦手です。
なので、大きな声を出すのはおすすめ。
重複ですが、猫ちゃんのしつけの際はけして叩いてはいけません。
そして、大きな声を出したからと言って噛むのをやめてくれる訳ではありません。
長い時間をかけて飼い主さんが嫌がっているのを猫ちゃんに教えるイメージです。
猫ちゃんをしっかりと観察して、噛ませないようにする
猫ちゃんは噛む時は大体行動が読めます。
✔今にも飛びかかりそうな体制をとっている
✔瞳孔が開いてじっと見ている
などです。このような行動が見られた場合猫ちゃんが興奮している状態なので、噛まれる前にその場から離れましょう。
そして、落ち着いた頃に再び遊んであげてください。
噛んだらすぐに、遊ぶのをやめたり姿を消したりご飯を取り上げてみる
猫ちゃんが噛んだらすぐに、猫ちゃんの好きなものを一時的に奪ってみたり飼い主さんが姿を消してみるという方法です。
これも根気強くやっていると、猫ちゃんが噛むと嫌な事があるんだと覚えていくのを狙います。
まとめ

▲遊んだり毛づくろいしたりマルチタスクなめるたん
いかがだったでしょうか?
猫ちゃんは特に小さな時から親や兄弟から離れてしまった子猫は、噛み癖が強い傾向にあります。
そして、噛み癖は一度ついてしまうとなかなか辞めてもらえません。
飼い主さんの根気強さと、親心が鍵となってくるようです。
あくまでも、猫ちゃんは悪気があって噛んでいる訳ではないという事を心において猫ちゃんのいる癒しある暮らしを楽しみましょう!!