こんにちは。めるたんの飼い主です。
突然ですがかぎしっぽって知っていますか?
かぎしっぽとは、主に猫ちゃんに見られるもので途中で曲がったりねじれたりしている尻尾の事。
実はめるたんは生まれつきのかぎしっぽ。
巷では、かぎしっぽの猫ちゃんは幸運をもたらす猫としてとっても縁起のいい猫とも言われているらしいです。
今日はそんなかぎしっぽについて迫りたいとおもいます。
めるたんはかぎしっぽ

▲綺麗に曲がっためるたんのかぎしっぽ
冒頭でもお話しした通り、我が家のめるたんも見事なかぎしっぽ。
めるたんのかぎしっぽは、上の写真のように長いしっぽの先が完全に折れたようになっています。
手で触ってみても『綺麗に折れてる』という表現が1番しっくりきます。
めるたんは急遽前の飼い主さんが飼えなくなった為今の家に来たので、写真でしか知らないのですがどうやら生まれた時かららしいです。

▲生後3カ月くらいのめるたん
私も初めて見た時、純粋に折れてるのではないか?と心配になりました。
しかし、観察をしていると、この折れた(ように見える)先だけを器用に動かすんです。


そもそも猫のかぎしっぽって何?

▲生後8カ月目のめるたん
一口にかぎしっぽと言っても、軽度なものから重度なものまであります。
長いしっぽの途中で骨が曲がってしまったものや、短い尻尾がくるっとなったものまで。
猫ちゃんのかぎしっぽは多くは生まれつきなんだそうです。
生まれつきのかぎしっぽの場合はほとんどが日本などのアジアに多く見られます。
どうやら猫のしっぽは小さな骨が18~24個程繋がって形成されているのですが、そのうちの1個が変形している状態なのだそうです。

▲イメージイラスト
ちなみに、猫ちゃんの中には後天的にかぎしっぽになった子もいます。
後天的な場合は、まだ生まれて間もない骨の柔らかい時期に何らかの衝撃を受けて曲がったまま固まってしまったのです。
いずれにせよ、かぎしっぽは痛みはないんだそうですよ。

かぎしっぽ猫は日本で多く見られる猫?

▲眠いけど遊びたいどっちつかずのめるたん
かぎしっぽ猫が日本で見られるようになったのは、江戸時代になってからです。
当時、貿易するための船はネズミの被害が深刻でした。
その解決策として、東南アジアに多く住んでいたかぎしっぽの猫が船に乗せられて長崎にやって来たのが始まりなんだそうです。
メモ
現在でも、このかぎしっぽの猫ちゃんは長崎で多く見られます。なんと、長崎にいる猫ちゃんの8割はかぎしっぽなんだそうですよ!すごーい!
かぎしっぽの猫ちゃんは、ちなみに江戸時代ではとっても人気が高かったようです。
日本にある伝承で長生きした尻尾の長い猫ちゃんは猫又という妖怪になると言われていました。

▲めるたん飼い主が思う猫又のイメージ
この頃の日本に多くいたのは尻尾が短くて丸まってしまっているタイプのかぎしっぽ。
故に、かぎしっぽは『しっぽが短いので猫又にならない』という理由から人気が高かったようです。
この頃から日本では積極的にかぎしっぽの猫ちゃんが残されていったのではないかという説があります。
ちなみに、かぎしっぽ猫ちゃんが先天的な場合は親猫からDNAを受けついだパターン。
そして、長い尻尾と短い尻尾の2種類の猫ちゃんの交配の場合にかぎしっぽになる事があります。


ポイント
かぎしっぽは、日本猫の他にシャム猫にも多く見られるらしいですよ。
幸運を呼ぶと噂の『かぎしっぽ』

▲眠くなっちゃっためるたん
そんな、日本ではよく見かけるかぎしっぽの猫ちゃん。
しかし、中々海外では出会う事ができません。
その為、その希少性から『幸運を呼ぶ猫』とも言われていてとっても縁起がいい猫ちゃんなんです。
また、尻尾の先がフックのような形をしていることから幸運を引っ掛けてくるとも言われているんですよ。


まとめ

▲暇すぎて階段からこちらを見ているめるたん
かぎしっぽの猫ちゃんいかがだったでしょうか。
私は初めてめるたんに出会った時、尻尾が折れちゃってるんじゃないかと本気で不安になりました(笑)
もしも愛猫の尻尾が曲がっていて、痛がるようでしたらそれは普通に骨折の可能性が高いので是非病院に連れて行ってあげてくださいね!
幸運をもたらす猫として、めるたんこれからもよろしくね!!
