こんにちは。めるたんの飼い主です。
突然ですが、皆さんは寝ている時夢は見ますか?
実は、猫ちゃんも夢を見るんです。
猫ちゃんを実際に飼っている人なら心当たりがあるかもしれませんが、寝ているはずの猫ちゃんがむにゃむにゃと寝言を言う姿もよく見られます。


という訳で、猫ちゃんが寝ている時に夢を見るという事について解説していきましょう!
夢を見る仕組みはレム睡眠

▲飼い主の足の上で眠るめるたん
皆さんはレム睡眠とノンレム睡眠という言葉を聞いたことはありますか?
レム睡眠とノンレム睡眠は?
英語でRapid(急速)Eye(眼)Movement(運動)の頭文字を取って、REM(レム)睡眠と呼ばれています。このレム睡眠は身体は眠っているけれども、脳が活動している状態の事を指します。一般的に脳の活動に合わせて眼球が急速に動くためこのように名付けられました。反対に、ノンレム睡眠とは脳の活動は低下しているけれども、身体は緊張して起きている状態の事を指します。
人間の場合、睡眠のうち約75%がノンレム睡眠で25%がレム睡眠だと言われています。
何やら難しい話をしてしまいましたが、脳が活動しているのがレム睡眠で脳の活動が低下しているのがノンレム睡眠です。
ちなみに、寝たのはずなのに疲れが取れていないぞという人はノンレム睡眠が足りていないのです。
夢を見るのは、脳が活動しているレム睡眠の時に起こります。
ちなみに、レム睡眠中は視覚や聴覚などの感覚を司るところや感情を司るところが活動をしている一方で、論理的な思考を司るところの活動が一部低下しているので非現実的な内容を見る事もあります。

猫も夢を見る
めるたん、今日はどんな夢を見ているんですかね・・・
ずっとピクピクしてる・・・ pic.twitter.com/F4WK6LJRlv
— めるたん@シャム猫 (@merutoneko) 2019年2月21日
フランスの睡眠研究者が猫の睡眠について研究を行ったところ、猫も人間と同じようにレム睡眠をしている脳波が確認されました。
その為、猫も夢を見る動物である可能性が非常に高いと推測されるようになったのです。
夢を見ている時の猫ちゃんは例えばこんな様子が見られます。
・全身が脱力している
・手足や耳、ヒゲなどがピクピクと動いている
・寝言を言う
・突然びっくりして目を覚ます
などです。

猫の睡眠

▲この後このまま寝落ちためるたん
猫ちゃんはとにかく1日の大半を寝て過ごします。
一般的には1日のうち成猫は14~16時間、子猫は20時間程眠っているのが通常モードです。


ノンレム睡眠には1日沢山使った脳の記憶力を定着させる効果があります。その為、大脳が大きい人間はノンレム睡眠が多いのですが、猫ちゃんはノンレム睡眠がとても短い動物だと言われております。
日常の中で沢山脳を使う必要がないので、しっかりと脳を休ませるよりも浅い眠りでいつでも起きれるようになっているのです。
そんな猫ちゃんが数少ないノンレム睡眠をしている時は、そっと寝かしておいてあげてくださいね。

寝ているめるたんまとめ


▲飼い主のお股で眠るめるたん

▲とどのような顔して眠るめるたん

▲飼い主にしがみついて寝るめるたん

▲やっぱり飼い主にくっついて寝るめるたん
改めて見返してみると、めるたんは寝る時ほとんど飼い主の体にくっついて寝ている甘えん坊さんでした。

まとめ

▲やっぱり甘えん坊なめるたん
残念ながらどんな夢を見ているかというところまでは知る術はないのですが、寝言を言いながら寝ている猫ちゃんには日々ほのぼのとさせられますよね。
猫ちゃんは寝るのが仕事と言われるほど、寝ることによって健康が守られています。
猫ちゃんが安心して眠れるような環境作りをして、猫のいる暮らしを楽しみましょう!!
